シリアルキラーとは神奈川県座間市の死体遺棄事件 [時事]
神奈川県座間市で９人の遺体が見つかった事件。死体遺棄の疑いで白石隆浩容疑者（２７）で逮捕されました。
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自殺願望のあった被害者らには、twitterなどのSNSを通じて接触し、「一緒に死にましょう」などと、自らも自殺志願者であるかのように装い、誘い出していたといいいます。
そして、「被害者の同意なく殺した」とし、動機については、「金銭目的」や「性的暴行」といった供述をしていますが・・・(´・ω・｀)
その動機ですと、死体をアパートの一室に8箱のクーラーボックスや収納容器に死体を遺棄していた猟奇的な犯行とはギャップがあります。
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この手の猟奇的な殺人事件を起こす犯罪者は、シリアルキラーといいます。
犯人の主眼があくまでも殺害行為であり、動機は「殺害目的」となります。
特に自殺志願者と接触して、殺害するという手口は、まさにシリアルキラーに分類されるでしょう。
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シリアルキラーの特徴や傾向には、以下のようなものがある。
・ほとんどが男性である。
・精神障害、精神病質を持つ。
・家族によって児童虐待、具体的には心理的・身体的虐待、性的虐待を受け、不安定な家庭の出身者がしばしばいる。
・フェティシズム、部分性愛、屍姦などの性的倒錯。
・サディスティックな活動に関与している。子供時代の動物虐待など。
・60%以上、あるいは大部分が12歳を超えても夜尿症をなかなか克服できない。
・差別やいじめなどの社会的排除を長期間かつ過酷なまでに受け続けている。
・詐欺、窃盗、破壊行為など軽犯罪を犯している。
・連続殺人犯はしばしば正常に見え、家族や安定した仕事を持っている。
・知能指数が研究によれば平均、または平均より低い。
以上ですが、殺害欲求を持つに至る人生を送り、それを実行に移した訳です。
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白石隆浩容疑者はキャバクラや風俗のスカウトとして働き、風俗店に紹介した女性に店からの給与約200万円を渡さず、金銭トラブルを起こしていたことがわかりました。
その後、職業安定法違反の疑いで逮捕されて、今年５月には懲役１年２か月・執行猶予３年の有罪判決が出されております。
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今後も色々と続報が出てくると思いますが、長期間の行方不明者を放置している状況がシリアルキラーの殺害者の人数を増やします。
白石容疑者の逮捕につながったのは、行方不明の妹である東京都八王子市の女性（23）のTwitterアカウントに、あるユーザーとやり取りをした直後に消息を断ったことなどを情報をまとめて、兄が警察に捜索願を出したことからです。
被害者が自殺志願者であることから、警察の動きは鈍かったのですが、兄の行動が逮捕に繋がったわけです。
被害者予備軍の周囲の絆が犯罪を防ぐのです。
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