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おっさんプログラマーがウケた話37『日本はなぜ保守党がタカ派なのか?』 [時事]



ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で、各国の選挙は野党が勝っています。
例えば先日行われたフランスの総選挙はマクロン氏与党が大幅過半数割れ 政権運営は不安定になっています。
ロシアのプーチン大統領に太いパイプを持つマクロン大統領が軍事侵攻を止められず、オイルショックを招いてしまったと有権者も厳しい選択をしたのだと思います。
また、アメリカの中間選挙でも戦争を止められず、物価高を起こした民主党が惨敗するという予想がされています。

しかし、日本では自民、公明の与党で改選議席の過半数を大幅に上回る勢いであることが、ニュースになっています。
それは日本の保守党である自由民主党がタカ派だからで、この世界情勢が有利になっています。

LDP_launching_conventin.jpg

1955年の自由党と日本民主党の保守合同による自由民主党結成大会から、長く日本の政治を支配している政党ですが、党是である『憲法改正』は未だに成し遂げていません・・・(´・ω・`)
太平洋戦争の敗戦の記憶が強く、戦争には関わりたくないという思いが圧倒的に強いためです。
しかし、戦前の日本は覇権国家だったのです。
その時代を再びと思う人たちも多い一方で、江戸時代に鎖国という政策を取った理由は、他国の戦争には巻き込まれたくないといという理由です。
また、宗教による内乱も恐れたので、日本では徹底に宗教が骨抜きにされました。
とにかく、外国の揉め事には関わりたく無いという庶民たちが多い島国なんです。
民主主義国家で選挙は民意を無視できませんから、憲法改正も発議さえ出来ずにいます。

しかし、もう巻き込まれるのはしょうがないんでしょうかね・・・(´・ω・`)
日本はロシアと中国と隣国ですし、もし台湾有事が起こった場合は、オイルショック以上に混乱するシリコンショックが予想されます。現在、台湾で生産される半導体シェアは50%を超えるので、半導体を使うすべての商品の生産が半分以下になり、経済の混乱が予想されます。
しかし、中国は半導体も自国生産することに力を入れていて、これからロシアからの資源も割安で買うことができることから、覇権国家になることは間違いないと思われます。

月次な意見ですが、選挙には行きましょうね。
極端な例ですが、ウクライナではゼレンスキー大統領を当選させたから、ロシアに軍事侵攻されたわけですしね。
(*´∀`*)


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