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おっさんプログラマーがウケた話23『プーチンは狂ったのか?』 [時事]



日本でも人気だったプーチンは狂ったのか?
と、言われる人がおりますが、全くの正気を保っていると思います。
彼は帝王としてロシアを導いているだけなのです。それが他の国には迷惑ってだけです・・・(´・ω・`)

じゃあ、帝王ってなんでしょう。
それを研究した学問が帝王学と呼ばれています。
韓非子(中国)、貞観政要(中国)、君主論(イタリア)などが有名ですね。
しかし、読んだ人は少ないと思います。

簡単に説明すると、リーダーシップ論です。国家の経営術や部下を統制する方法といった限定的なものではなく、自分の家系を後世へ存続させ繁栄させて、安定した政権運営を目指しています。
具体的には、守りの意味合いが強く、~せよではなく~してはいけないという内容で、たとえ権力者が平凡で無能であっても国を安定されることができます。
現代でも立憲君主制国家として、存続しています。

じゃあ、侵略なんてもっての他じゃないか?
と、いうことになりますが、今回のロシアにとってのウクライナ紛争は、自分の領土が侵略されているから守っているという論理です。
確かにロシアにとって、ウクライナは伝統的な友好国で、ロシア帝国時代から続く非常に長いあいだ一緒にやってきたという友好国としての歴史があります。
そんな歴史ですが、ゼレンスキー大統領が歴史教師を演じたドラマで、その歴史に文句を言っていてそれがウケって大統領になったわけですが・・・(´・ω・`)

帝王学も指摘していますが、今は支持率という人気を得るためには衰退しているという状態になってはならないということです。
そのためにロシアは引くこのとできない状況で、今回のウクライナ紛争に挑んでいるのです。

栄枯盛衰は必定で、日本の帝王学は権力は放棄して、権威は保持して自分の家系を後世へ存続させることを選び、天皇家は神話の時代から存続しています。

逆にウクライナのEUやNATO加盟をプーチンが黙っていれば、ロシアの国民からはプーチンは狂ったのか!
と、突き上げられるわけですね・・・(´・ω・`)

歴史は繰り返すとよく言われますが、衰退している国家の帝王が抗って、より衰退を早めてしまったという出来事が、また起こったということですね。


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