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トランプ大統領が仕掛けた貿易戦争の勝者は? [時事]



トランプ米大統領が知的財産侵害に対する制裁として中国からの輸入品に巨額の関税を課し、中国は貿易戦争が始まりました。
また、トランプ大統領は中国への貿易制裁を決定した席で、安倍総理の名前を挙げ、日本についても貿易問題への不満をあらわにしました。
鉄鋼とアルミニウムに関する輸入制限に日本も含まれております。
(´・ω・`)

トランプ大統領の公約である「米国の国内産業の雇用を復活させる」を実現する為に輸入品には高い関税をかけて、国内の産業を保護することを保護貿易といいますが、米国は1950年代からの鉄鋼保護貿易、1990年代のクリントン政権の戦略的貿易政策によるハイテク産業保護以来の保護主義の復活です。
ちなみに、2008年9月のリーマン・ショック後は保護主義に傾く国々を何とか抑えきることに米国は成功しました。
(´・ω・`)

第二次世界大戦後の米国の貿易戦争の相手は、米国のヨーロッパや日本などの同盟国が相手なので、貿易摩擦程度で済んでおりましたが、今回は中国です。
米国のGDPのほとんどがサービス業ですし、米国を支える金融は世界各国からの投資で賄われております。
多分、何らかのタイミングで中国は保有する米国の国債を売ります。
米国の金融市場にダメージを与えることが中国には可能で、それは世界経済にも波及します。
製造業が米国に復活する前に、中国により金融市場と株式市場がダメージをうけることになるでしょう。
中国の購買力はもはや米国を超えており、自由貿易をかかげる中国の経済力は増します。
断言しても良いですが、この貿易戦争の勝者は中国になります。
米国は経済力を落とし、中国の超大国化に拍車をかけることになるでしょう。
中国の貿易戦争を受けて立つという宣言は余裕のあらわれですね。
(´・ω・`)








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