習近平を終身制国家主席へ国家主席の任期撤廃の改憲案提出 [時事]
中国共産党中央委員会が、国家主席の任期を連続2期10年までとする条文を憲法から削除する改憲案を、全国人民代表大会に提出されました。
中国の憲法第79条第3項は、国家主席と副主席の任期について「2期を超えて連続して就任することはできない」と定め、3選を禁じています。党中央委はこれを削除し、「全国人民代表大会(国会に相当)の毎期の任期と同一とする」との部分だけ残すよう求め、任期の上限を事実上なくすことになります。
ちなみに、憲法は中国共産党の指導に従うことになっているので、憲法改正されることになるでしょう。中国の政治制度は一党独裁と言われておりますが、今後は習近平の独裁政治になるようです。
(´・ω・`)
過去の毛沢東や鄧小平のように中華人民共和国の最高指導者を終身まで務めた人もおりますが、その時代に逆戻りとなることになりますね・・・(´・ω・`)
日本も安倍晋三首相の長期政権が続いておりますが、中国は選挙がありませんからね。
(´・ω・`)
習近平は2035年と21世紀半ばの「社会主義現代化」と「社会主義現代化強国」の実現を掲げております。
その実現を自ら行うことにするようですが・・・(´・ω・`)
経済成長している状態では国民はそちらに目を奪われておりますが、成長鈍化して、国家として成熟した時に貧富の差や政治への不満がどのような軋轢を生むか?
歴史上、数々の独裁者がその時に失脚して国の制度も変わっております。
日本もバブル経済が弾けた時期と、55年体制といわれた自民党政権が終わった時期と重なりますからね。
中国が米国のGDPを超えた辺りで一悶着起こる可能性がありますね。
(´・ω・`)
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