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宮崎駿監督がアニメ映画化『君たちはどう生きるか』 [漫画]



吉野 源三郎先生の『君たちはどう生きるか』を宮崎駿監督がアニメ映画化します!
(o・ω・o)


漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

  • 作者: 吉野源三郎
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2017/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



軍国主義による閉塞感が高まる1930年代の日本において、少年少女に自由で進歩的な文化を伝えるために企画された「日本少国民文庫」の最終刊として出版されました。
現代も売れ続ける名著です。
(o・ω・o)

主人公のコペル君は旧制中学二年(15歳)で名前は本田潤一です。
お金持ちや名士の子息たちが通う名門校で、学業優秀でスポーツも得意、そしていたずらが好きで友達も多いです。
彼が経験や観察した様々な出来事の話を聞いた義理の叔父さんが、彼へ書いたノートという体裁で、「ものの見方」や社会の「構造」「関係性」などのテーマが語られています。
(o・ω・o)

少年少女たちに自由で進歩的な文化を伝える為に企画された小説なので、「いかに生きるべきか」という倫理的な問題だけでなく、どういった社会科学的な認識のもとで生きていくかという問題が提示されています。
(o・ω・o)

これを映画化・・・(´・ω・`)
難しい題材を宮崎駿監督は選んだなぁ、って思いますね。
叔父さんがノートで語る"ものの考え方"がこの作品のキモなので、漫画化もされておりますが、この部分は文章となっています。
文章からしっかりその思考を汲み取るべきという作者も考えられたのでしょうね。
(o・ω・o)

この作品の舞台の1930年代の日本は他のアジア諸国は植民地化されており、日本はいち早く工業化して列強の仲間入りをしました。
そして、他の欧米列強のように帝国主義国家となって、朝鮮半島や満州、そして中国に侵略を続けています。
また、世界に暗雲が覆い始めており、第二次世界大戦の開戦前夜なのですが、そんな未来は予想できていないところが、現代と重なるのでしょうかね。
戦争の火種はそこら中にありますからね。
そして、「アメリカ・ファースト」に代表されるように、グローバル経済の牽引国だった米国ですら、自国問題最優先が叫ばれる時代です。
国の利害から戦争は起きます。
また世界は大きな戦争を経験するのでしょうか?
(´・ω・`)








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君たちはどう生きるか

君たちはどう生きるか

  • 作者: 吉野源三郎
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2017/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



君たちはどう生きるか (ポプラポケット文庫 日本の名作)

君たちはどう生きるか (ポプラポケット文庫 日本の名作)

  • 作者: 吉野源三郎
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2011/08/06
  • メディア: 単行本



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